本記事では、家族で旅行した経験を元にブエノスアイレスの観光のコツを紹介します。
子連れでしたので3泊4日でゆっくり過ごしてきました。ブエノスアイレスの時間の流れに乗り旅をするなら、観光日数はミニマムで、2泊3日を勧めます。
ブエノスアイレス -観光のモデルコース-
まずは地図から、大きく分けて9つの地域がありご自身の好みで回る地区を決めていきます。
起点となるホテルはサンニコラス地区もしくは、パレルモ地区にたくさんあります。観光に便利なのはサンニコラス、おしゃれで落ち着いた場所はパレルモになります。
初日
モンセラート地区 -ブエノスアイレスの心臓-
観光の起点となるのがモンセラート地区。5月広場の前には大統領府、大聖堂、国会議事堂があります。1858年創業の有名なTortoni Cafeもここにあります。朝早く行くことを勧めます。
サンテルモ地区へ歩いていく間に、ホテルやショッピング・劇場・映画館・協会・政府機関・両替所などが集中しています。
まずはPlaza de Mayoへ
サンテルモ地区 -アルゼンチンタンゴ発祥の土地-
5月広場から南に10分程度、歩いていくと、アルゼンチンタンゴ発祥の地サンテルモ地区につきます。場末のバーで生まれたタンゴ、所狭しと並んだビルとバー、タンゲリアが当時の面影を残しています。
ドレーゴ広場(Plaza Dorrego)の日曜日には巨大な骨董市場が開催されており必見です。
ボカ地区 -アートな町、お土産購入のベストスポット-
美しいアートが施された港町です。サンテルモ地区からは車で10分程度、カミニート地区(Caminito)はインスタ映えする写真が撮れますよ。値段の安いお土産屋さんんも並んでおり「現金」払いですが、ここでお土産を買うと良いでしょう。
バーでは昼間からタンゴの即興のショーやライブが行われています。
プエルトマデロ地区 -新興開発が進む港町-
高層ビルが立ち並び、倉庫をお洒落に改装されたマデロ湾はブエノスアイレス の違った側面を見せてくれます。ボカ地区までしっかり回った後はホテルで一休みして、マデロ湾でお洒落なディナーを楽しむのはいかがでしょうか。
【営業時間】毎日 (12PM-12AM)
【Web】http://www.restaurantlaslilas.com.ar/
【電話番号】+54-11-4313-1336
2日目
レコータ地区 -エビータ参りに-
アルゼンチンのシンデレラストリーで熱狂的なファンも多い、故エビータ妃(Eva Peron)のお墓が、その他の多くの有名人とともに埋葬されています。
お墓の周りにはお洒落なカフェや美術館、ブエノスアイレス大学、巨大な花のオブジェ、露天があり観光に最適です。
パレルモ地区 -ブエノスアイレスのお洒落最前線-
レコータ地区から歩いて30分、まるでパリを思い起こさせるような緑溢れる街並みにカフェやブティックが並びます。
住宅街の手前には、エビータ博物館があります。Plaza Italiaの付近はカフェやスーパーマーケットなども揃っています。またパレルモ地区の手前には日本公園や大きな公園があります。
サンニコラス地区 -世界で2番目に美しい本屋-
El Ateneo Grand Splendid アテネオ本屋
元々劇場だった場所を本屋に改装したそうです。2番目というのが気になりますが、中に入ると静けさが、外の世界を忘れさせるような雰囲気のある場所です。
サンニコラス地区にはショッピングで有名なフロリダ通りも通っています。ホテルをこの辺りに撮る方も多いので、歩き回ると都会の空気と日常を感じられます。
エルアテネオの場所
ホテル探しに
Booking.comは、多くの旅行者から口コミが寄せられており、事前にしっかり調べることができます。ホテルによっては、2、3日前までキャンセル無料のプランもあり、突然の計画変更にも対応できますよ。
サンテルモ地区 -夜はディナーとタンゴショー-
本屋を訪れブエノスアイレス の空気に浸った後は、タンゴショーで締めくくりましょう。事前予約が必須ですが、以下のリンクで勧められているEl Querendiを推します。
3日目 -午前-
サンニコラス地区 -コロン劇場-
コロン劇場の中へ。豪華絢爛で中に入ると建築物の装飾や中世の雰囲気に圧倒されます。
おすすめレストラン -El Estncia-
このステーキ屋は万を辞してお勧めできます。
【営業時間】毎日 (12:00PM-1:00AM)
【Web】http://www.asadorlaestancia.com.ar/
郊外 -DNIタンゴスクールでタンゴ体験-
木陰と緑に囲まれたお洒落なスクールでタンゴ体験をしませんか。初心者飛び込みでもTango1と書いてあるクラスは英語で受けることができますよ。
下記リンクで詳しく説明しています。
ブエノスアイレスの治安
他の中南米に比べれば、比較的安心できますが、スリ、強盗に加え、ケチャップ強盗などは未だに発生しているようです。ケチャップではなくペンキやソースの場合もあるそうです。突然なにかをかけられたらすぐにその場を離れましょう。
人気のないところをあるかない。歩きスマホをしない。効果で目立つブランド物やカメラを首から下げない。夜はなるべくドアツードアの移動などetc
中南米旅行の鉄則を守ればトラブル似合う確率を極限まで減らすことができます。治安を恐れてブエノスアイレスの美しい街と文化を体験する機会を逃してしまうのは大変もったいないです。
ブエノスアイレス観光 -便利ツールの紹介-
1. 両替
海外旅行では、1.クレジットカード、2. 現地のATMで引き落とし、3.空港・街中で両替の選択肢があります。
基本的にカード対応しているので90%はカード払いで済ませました。
現金を使わなければならないお土産屋やチップには、街中で両替して使っていました。ATMでも現金を引き落とすことができますが、300ARS程度(約600円)かかります。
両替の手数料は5%-10%程度で、店によってレートが大きく変わるのでよく確認して選んだ方が良いです。
Currency -このアプリを入れておけば瞬時に複数の通貨の適正レートを比較可能-
特に街中でCambio Cambioと叫んでいる非公式の両替業者がたくさんいますが偽札を、つかまされる可能性もあるため少し高くても、店に入ることをすすめます。また両替にはパスポートを見せる必要があります。
-Lavalle通り、たくさん両替所がありました-
土日はあいていませんが、レートはこちらがよかったです。
2. 移動手段
UberとCabifyという配車アプリを事前にインストール・ダウンロードすることをすすめます。2018年はUberは中々見つかりませんでしたが、2019年は使えました。
Uber -言わずと知れた元祖-
Cabify -スペイン系です-
雨だとネットが繋がりにくくなり、アプリの通信異常等もあるので2つ入れておくのが無難です。
タクシーは黄・黒の公式車が走っていますが、白タクも紛れておりメーターに細工して料金をかさ上げしたりとトラブルが絶えません。クレジットカードが使える車はあまりないそうです。
現地の人が見分けるときは看板が車の上についているかどうかを見ているようです。
ブエノスアイレスのレストラン情報
ブエノスアイレスのクラブ -サルサ情報-
タンゴ以外にもサルサが盛んです。
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