シュラスコ (Churrasco) とは
ブラジル料理といえば、ブラジル流の焼肉「シュラスコ」をまず思い浮かべると思います。ポルトガル語で書くとChurrascoとなり正しい発音は「シュハスコ」です。ポルトガル語では、Rの行がラリルレロではなく、ハヒフヘホになるからですね。
新年号の令和もポルトガル語ですと(ヘイワ)という発音になります。
シュハスコの楽しみ方
店に入ったら
まずは人数を伝えましょう。席に案内されるまでに時間がある場合は、ウェルカムドリンクが楽しめる店もあります。ドリンクでカシャーサというサトウキビが原料のお酒で、フルーツ酒(いちご、マンゴー、トウモロコシ)などがあります。お酒は強いので注意しでくださいね。
席に着いたら
シュハスコのレストランでは、大概はビュッフェと肉が回ってくるセットになっています。席に案内されたら、まずは飲み物を頼みましょう。
ポルトガル語での飲み物の頼み方
Agua (アグア-水-)
- Agua cem gas (アグアセンガス、炭酸なしの普通の水)
- Agua com gas (アグアコンガス、炭酸水)
Suco (スーコ -フルーツジュース-)
- Laranja (ラランジャ、オレンジ)
- Limao (リマオ、レモン)
- Massa (マッサ、りんご)
- Abacaxi (アバカシー、パイナップル)
- Morango (モランゴ、いちご)
- Mamao (ママオ、パパイヤ)
- Caju (カジュ、カシューナッツのフルーツの部分)
出典: https://meajudenatransicao.com.br/cabelo-verde/cabelo-verde1/
Jarra (ジャーハ)というと上の写真の3−4人分のポットできます。 Copo (コッポ)ですとグラスです。Sem Asuca (センアスーカ、砂糖なし) 、Com Asuca (コンアスーカ、砂糖あり)と聞かれる場合があります。ブラジルはジュースにたくさん砂糖が入っています。砂糖なしにするとオレンジジュース以外はほとんど甘くない(まずい)場合が多いです。
カイピリーニャ (caipirinha)
カシャーサと呼ばれるサトウキビのお酒かウォッカで作るフルーツ酒です、前述のフルーツから好きな物を選び作ってもらいます。一番有名なのはLimao (リマオ、レモン)ですね。お酒を混ぜたSake linha (サケリーニャ)という飲み物も選択できる場合があります。
ビール (Cerveja – セルベージャ)
いろんな種類がありますが、Brhama (ブラーマ)を試すことを勧めます。ブラジルのビールは基本的に薄いです。Pilsen (ピルセン、ピルスナー)が人気です。
出典: https://www.confianca.com.br/cerveja-brahma-lata-350ml
ワイン (Vinho – ヴィーニョ)
- Vinho Tinto (ヴィーニョティント、赤ワイン)
- Vinho Branco (ヴィーニョブランコ、白ワイン)
中南米はブレンドワインでなく、一種類のブドウから作られるワインが多いので、ワインの品種を試すのに良い機会です。肉中心の食生活なので赤ワインが多いです。
オーダーのスタートの仕方
写真の緑と赤の積み木のグリーンを上に向けている間は、どんどん料理を持ってきます。
写真は赤が上でオーダーストップです。
ビュッフェに行こう
飲み物を頼みオーダーを開始したら、ビュッフェにいきましょう。ビュッフェは食べ放題で、これでもかって驚くほど料理があります。
ビュッフェで取りすぎるとそれだけでお腹がいっぱいになってしまうので、ほどほどに取りましょう。
ホジージョ (Rodizo)
Rodizo (ホジーゾ)と呼ばれるのはガルソンが時計のように様々な料理を代わる代わる持ってくる形態ののレストランを指します。ガルソン (Garcao)と呼ばれるウェイターが肉の塊を持ってくるので焼き立ての肉をその場でお客様の好きなサイズにカットしてもらえます。
ガルソンが絶え間なく持ってきますので、欲しくない場合はNao Obrigado (ナオ、オブリガード、いいえ結構です)と断りを入れましょう。
以下が肉の種類です。ブラジル人に人気は、ピッカーニャ (Picanha)、日本語でいうとイチボですね。Fire (フィレ、ヒレ肉)、Alcarta (アルカルタ、ランプ肉)などもオススメです。他にもブラジル人が好んで食べるのは、コラソン ( 、鳥の心臓)、リングイッサ (、ソーセージ)です。
シュハスコの部位 (ポルトガル語)
出典: https://www.choupana.jp/
肉の焼き加減 (ポルトガル語)
下に行けば行くほど、焼き加減が強くなります。
ミディアムレア= Au Ponto para Mal (アオポントパラマウ)
ミディアム = Ao Ponto (アオポント)
ミィデアムウエルダン = Ao Ponto para Bem Passado (アオポントパラベンパサード)
ウェルダン= Bem Passado (ベンパサード)
肉だけではないホジージョ (Rodizo)
シュハスコのガルソンは、人により役割が分かれており、パスタやピザを持ってくる場合もあります。
パスタも美味しいですよ。ラビオラやニョッキが、Quatro Quejo (クアトロケージョ、四種のチーズ)もしくは、Tomate (トマッチ、トマト味)でくる場合が多いです。
デザート
出典: https://www.receitas-sem-fronteiras.com/receita-52822-creme-de-papaya-com-cassis-light.htm
ブラジルには様々なデザートがありますが、基本的に日本人の感覚だと甘すぎます。コンデンスミルクが好きで、デザートにぶっかけます。
口直しのエスプレッソ
シュハスコでは口直しにエスプレッソをオススメされることが多いです。
イタリア移民が多くエスプレッソのクオリティーも高いので是非オススメします。
店内で最後に頼む場合と、入り口に無料のエスプレッソコーナーがある場合があります。
ブラックではお腹にきついので、ほんの少しだけ砂糖を入れるのがオススメです。
Cafezinho (カフェジーニョ、エスプレッソ)Por Favor (ポルファボール、お願いします)で頼むことができます。
シュラスコ サンパウロ・クリチバ おすすめ店の紹介
別途情報をまとめています。以下のリンクを御覧ください。
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