モヘチス列車の旅紹介 -ブラジル クリチバ-

ブラジル旅行

ブラジル パラナ州 クリチバから日帰りツアーで足を伸ばすことのできるモヘチス(Morretes)を紹介します。モヘチスに行くまでの列車からの車窓が、風光明媚でクリチバからの日帰りツアーでは、一番人気です。

モヘチスの位置

モヘチスは、クリチバから約70KMに東に位置する町で、車で約一時間の距離を、観光列車で約4時間かけて向かいます。道路やトンネルが開通する前に、ロバを使って物資を運んでいた歴史ある街道を通ります。

モヘチスの先にも、クリチバからの近距離で迎える観光地のIlha do Mel (イリャドメウ、はちみつ島)、Paranagua(パラナグア)と呼ばれる港町が有名です。

イリャドメウも落ち着いたビーチで大変オススメです。日本の離島のようなイメージで、落ち着いた自然とビーチの前でゆっくり過ごすことができます。

列車チケットの購入方法

チケット売り場

電車のチケットは、クリチバの長距離バス乗り場の奥にあるSerra Express (セーハエクスプレス)で購入します。

チケット売り場はわかりにくいです。バスのターミナルを超えた奥にあるので、階段を上り下りして、一旦ターミナルを超えて、鉄道の路線のすぐ手前のチケット売り場に向かう必要があります。

チケットの種類

列車の席は、ツアリスト席、バルコニー席、キャビン席、ラグジュアリー席に分かれています。キャビン(カマロッジ)は個室 です。幼児と一緒でなければ、ツアリスト席(片道125BRL)でコスト削減できます。子供が小さい場合はカマロッジ席かつツアーを薦めます。

下記はツアーのサイト(チケットも販売している)ですが、各種席の概要を確認できます。サンセットツアーなどナイトトレインツアーもあるようです。また雨が降ったときにも行けるパッケージツアーが各種揃っています。

https://www.curitiba-travel.com.br/curitiba-tours/trem-curitiba

チケット購入タイミング

駅は、チケット売り場の後ろにあります。朝8時15分頃初です。休日は大変込み合うので、週末とかぶる場合は、前日にチケットを買っておくのを薦めます。

電車で往復も可能ですが、帰りは現地で帰りのバスチケットを購入するか、ツアーにすることを薦めます。私の場合は、一歳児連れだったのでツアーにしました。

パッケージツアー

ツアーに申し込んだ場合は、ホテルからバス停までの送迎、電車代、ランチ、アントニアという近隣の町へのショートツアー、博物館見学、バナナキャンディー工場、バンでのモヘチス・クリチバへの往路、ホテルまでの送迎がセットでした。

値段は張りますが、ポルトガル語しか通じませんし、主要な観光地を全て押さえているので大変楽です。カマロッジ席ですと2人で700BRL (21000円)程度でした。

列車の旅

乗車すると下記のマップが配られます。

電車はスローで町中を抜けるまでに、30分以上かかります。その間に朝食が出ました。

町を抜けると、周囲は緑でいっぱい。

途中に小さな駅もあります。ハイキングやBBQに来ている方も列車沿いに多く見かけます。

山に向かってどんどん列車は走っていきます。

乗車後から約1時間、まるで雲の上を走っているような感覚になります。

 

Barreado(バヘアード)

モヘチスの名物料理バヘアードを、ランチに食べましょう。牛すじの煮込みに、お好みでファロファ(キャッサバと香辛料の粉末)と、バナナをお好みで混ぜます。頑丈なツボに入っています。

 

昔、パラナグアの港から、クリチバに物資を運ぶ際に、ロバの両肩にこのツボにバヘアードを入れて運んでいたそうです。山の斜面が大変急で、馬ではなくロバを使う必要があった。また、頑丈で安定した入れ物に入れる必要があり、このようなツボに入っていたそうです。

引用: https://www.novofogo.com/barreado-a-brazilian-carnival-dish-that-became-a-regional-icon/

Serra Verde Express

ここに行けば間違いなく、バヘアードが食べられます。英語が話せるガイドも週末に入るようです。ただ、ここ以外にも最近はおしゃれなレストランが増えており、様々なチョイスがあります。

モヘチスの町並み

小一時間で回れるモヘチスの中心街は、非常にリラックスできる場所です。町の中心分にはお土産屋さんやジェラートの店も多くあります。

 

PARQUE TEMÁTICO HISGEOPAR

モヘチスの中心部自体も2時間程度あれば、十分回ることができます。モヘチス市街から車で15分くらいのミニチュア模型の博物館があります。なぜこのような場所に鉄道が走っているのか、原住民とポルトガル人が争っていた過去の歴史を巨大な動くミニチュア博物館で見られます。

Antoninaへショートトリップ

モヘチスから来るまで一時間のアントニアの町は、コロニアルな町並みで石畳が街中に張り巡らされています。町の中心にある教会からのパラナグア湾の眺望はとても開けていて気持ちが良いです。


Igreja de Nossa Senhora do Pilarの場所

私達は、この風景を見たあとバナナキャンディー工場に寄りクリチバに戻りました。

パッケージツアー

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