ブラジルで屈指の観光スポットのリオ。海と山に囲まれたブラジル屈指の大変美しい街です。
本記事では、リオを短期間でがっつり楽しむための情報をお届けします
ずばり結論は、日帰りツアーを有効活用することです。リオはブラジル内でも比較的は治安も悪く、交通渋滞や観光名所も混雑するので計画をしっかり立ててもその通りに進みません。
そういった側面も、ラテンアメリカの醍醐味ではありますが。短い期間の旅行では、日帰りツアーで名所をサクッと周り、追加でご自身で行きたい場所に足を伸ばすことをおすすめします。
リオディジャネイロとは
カーニバル、美しいビーチ、ボサノバ、キリスト像、ブラジル屈指の観光地として有名な街ですね。ブラジリアに首都が遷都する前は、首都が置かれていました。ブラジル文化の中心地でもあります。
日本からは飛行機を乗り継いで、30数時間、サンパウロからは飛行機で1時間の距離にあります。
リオの気温
年間を通じで温暖です。夏は平均30度、冬は18度程度まで下がります。気温は高くても海は少し冷たいという場合が多いです。下はイパネマ海岸を端から見渡した写真です。
ボサノバの名曲「イパネマ娘」の舞台になった場所。1960年代から高級住宅街として発展してきた。内陸側には、ブラジルのブランドショップやお洒落なカフェが並ぶ。週末は道路が開放されて電動キックボードやローラスーケートを楽しむ人が溢れる。
リオの治安
治安の悪さのために美しいリオ旅行を諦めるのは大変もったいないです。十分に準備して気をつければ、大きなトラブルに巻き込まれるリスクを下げられます。
例えば「歩きスマホ」携帯のグーグルマップを開きながら外を歩くのは絶対に避けるようにしてください。ブラジルでは、i-phone7 1台で中古バイクと同じ値段になります。
カメラを首からかけるなども厳禁です。ネックレスなどを引きちぎられることもあります。
移動はUberを使い、観光地から外れた場所を歩き回ることも危険が伴います。現地のガイドの同行がない場合は、観光地以外の一人歩きは、避ける方が無難です。強盗にあったら抵抗しないこと。
サンパウロ領事館の情報です。以下の記事にブラジル旅行に、必要十分な情報がまとまっており、ブラジルに初めてくる方には、大変参考になります。
リオディジャネイロ 空港から市内へ
ガレオン国際空港(GIG) Galeão – Tom Jobim International Airport
国際線で乗り入れる方は、ガレオン空港へ。市内へは15km程度、高速道路を使えば20−30分でつきます。通勤ラッシュは渋滞して2倍・3倍時間がかかることがあります。余裕を持ちましょう。
サンドドムンド国内空港(SDU) RJ Santos Dumont
セントロからは15−20分でつきます。数キロの距離。ブラジル国内から移動する際は、SDUを使う方が圧倒的に便利です。
リオディジャネイロのホテル
ホテルはコパカバーナ地区に取ることを勧めます。比較的治安もよく海岸沿いを散歩して自由に歩き回れます。コパカバーナ地区では、コパカバーナ海岸とイパネマ海岸が隣接しています。
賑やかな雰囲気が好きな方はコパカバーナへ、落ち着いたセレブな雰囲気を好む方は、イパネパ海岸(レブロン地区)をすすめます。
写真はコパカバーナ海岸。4.3Kmあるリオのビーチで、弧を描くように美しく広がる。高級ホテルやレストランも海岸沿いに多く立ち並ぶ。海水浴やビーチバレーをする人で賑わっている。
あえてデメリットをあげると、セントロに比べ、空港から遠いことです。
Copa cabana地区への行き方⇩
ホテル探しに
Booking.comが幅広く対応しておりお勧めします。写真は盛っているホテルが多くのあるので、旅行者から評価を元に、事前にしっかり調べましょう。せっかくのリオ旅行、海岸付近にラグジュアリーなホテルを厳選して早めに予約することを勧めます。
リオディジャネイロ 観光情報
午前中にキリスト像、ポンデアスーカーを回っておくとよいです。ブラジル人はスタートが遅いので、少し時間前行動するだけで行列を避けることができます。
観光メインスポット
ポンデアスーカー -Pão de Açúcar-
リオといってまず思い浮かべるのは、キリスト像ですが。実は私がおすすめするのは、ポンデアスーカ、「砂糖パン」呼ばれる丘をケーブルカーで登ることです。
またポンデアスーカーでは、Fast Passチケットで行列を避けることができます(値段は2−3倍)
2つのケーブルカーを乗り継いで山を登ると、360度リオディジャネイロの絶景が広がります。私が20カ国以上、海外旅行した中でもOne of the bestの絶景でした。
夕陽の美しさも有名です。
Pão de Açúcarへの行き方⇩
キリスト像 -Cristo Redentor–
海抜700Mにそびえ立つ、キリスト像はリオのシンボル。高さは30mあります。アクセスには、電車で中腹まで行き、最後にシャトルで上がる方法と、ツアー会社等を使ってホテルからバンで頂上付近まで登る2つの方法があります。キリスト像は大変混雑するので、朝一で向かうのがベストです。
到着まで急な坂をどんどんあがっていきます。途中フランス人の邸宅があり、山の上の見晴らしの良い場所に家を建てるのがヨーロッパ系の人にはステータスなのだなと改めて思わされます。この像をよくもこんな場所まで運び上げたものです。
道すがら、車窓からファベーラ(貧民街)が見えてきます。この辺りの治安の悪さの原因でもあります。山壁に連なるようになる住宅街はリオの景観としても有名です。
キリスト像のある広場からは、リオの美しい景観を味わうことができます。
Cristo Redentorへの行き方⇩
セラロン階段 -Escadaria Selarón-
ブラジルに移住したチリ人のセラロンさんが、一つ一つタイルを貼り続けて完成した階段。日本を含む世界中からタイルが集められている。周辺地区も治安が良くないので、UberやTaxiで昼間のdoor to doorの移動が推奨されています。
セラロン階段への行き方⇩
リオディジャネイロ大聖堂 -Catedral Metropolitana-
リオの中心部に位置する大聖堂は、一度は足を運ぶ価値があるのではないでしょうか。圧倒的なサイズ感と高さ80mの円柱状のタワーの天井まで繋がる、ステンドグラスが見ものです。
Catedral Metropolitanaへの行き方⇩
ラカナンスタジアム -Estadio de Maracaná-
2014年のW杯で決勝戦が行われ、マラカナの悲劇で知られる。サッカーの聖地ブラジルでサッカーを観戦するのも一興。スタジアム内は約40分かけて、自由に見学することができます。
マラカナンスタジアムへの行き方⇩
サンバドロモ -Sambódromo da Marquês de Sapucaí-
毎年2月末に行われるリオのカーニバル。何万人の観衆をブラジル内外から集めるサンバの中心地。
隣接する広場の名から、アポテオセ広場(ポルトガル語: Praça da Apoteose)とも称される。毎年リオのカーニバルの際に、サンバ学校がパレードをコンテストで競う会場として、パレードできる長い空間をもつ形で建設された。Wikipedia
カーニバルの時期以外はサンバの衣装を試して記念撮影ができます。ちょっとしたお土産屋さんも揃っています。
サンバドロモへの行き方⇩
Boulevard Olimpico地区 -リオ市の北部-
オリンピックを期に開発が進んだエリアには、水族館、美術館、博物館、ウォールアートが目白多し、雨が降った時や子連れの観光におすすめします。
アクアリオ水族館 -Aqua Rio-
2016年にオープンした南米最大規模の水族館。目玉はチューブ状のトンネル水槽。
子供達は大はしゃぎ。
Aqua Rioへの行き方⇩
Eduardo Kobra氏のグラフィティーアート
水族館からVTL線(路面電車)沿いに東に歩いて行くと、見ることができます。世界最大のグラフィティーアートとしてギネスブックにも認定されています。オセアニア、アジア、アフリカ、アメリカの先住民の顔が大迫力!
Eduardo Kobra氏のグラフィティーアートへの行き方⇩
リオ美術館 -Museu de Arte do Rio-
右側の建物は、1818年に、ナポレオンの攻撃により、ポルトガルからリオに逃れたジョアン6世の元宮殿です。二つの建物を連結する波打つ屋根が印象的です。
Museu de Arte do Rioへの行き方⇩
明日の博物館 -Museu do Amanha-
科学技術の発展トサスティナビリティをテーマにした博物館。博物館への列は行列ができる場合があり、早めの時間に向かうことを勧めます。目の前のマウア広場には、屋台が出ています。
Museu do Amanhaへの行き方⇩
サンベント教会 -Mosteiro de São Bento–
海に隣接した小高い丘に建てられたカトリックの修道院。ポルトガル人が奴隷貿易で蓄えた財を元に建設されたと言われています。豪華絢爛な金の装飾で有名。オーロプレットとリオで、どちらの教会が豪華か金箔の使用量を論争しているそうです。
São Bento教会への行き方⇩
現地の文化を体験
サンクリストバン -Feira de Sao Cristobao-
ブラジル島北部(ノルデヒチ)の文化が集うこのドーム状のマーケットでは、所せましと店が並びます。中央ではノルデヒチの音楽のライブも行われています。都会に出てきた人が故郷を懐かしむ哀愁のようなものが漂っています。
ブラジル現地人の過ごし方を体験した人にはお勧め。中央ではライブ音楽に合わせてダンスを踊っている人を見かけました。場所柄、東京の上野を思い起こさせました。
中のお店では、見たこともないようなフルーツのジュースのオプションが並びます。ぜひ試してみてください。おすすめは、CAJU。カシューナッツの実の部分のジュースです。
Feira de Sao Cristobaoへの行き方⇩
ペドラジテレグラフォ -Pedra do Telégrafo-
近年人気急上昇のトリック写真の撮影スポット。断崖絶壁で吊るされているような写真を撮れることで有名です。
ペドラ・ブランカ州立公園(Parque Estadual da Pedra Branca )の登山道を約1時間かけて登ります。頂上からは、ビーチや街を見渡すことができます。絶景です。
バスでアクセスできますが、便利な交通機関がないので、UBERを使うかツアーでサクッと回ってしまうと良いと思います。セントロから車で1時間半ほどかかるのでTaxiは高くつきます。ツアーの方がお得かもしれません。
Pedra do Telégrafoへの行き方⇩
ブラジルを満喫するなら、現地発ツアーで時間を最大限活かしましょう。
ベルトラ(Alan1.net)では各種揃っているので、現地のツアーの相場や種類も確認できます。
20%以上お得なツアーや口コミもあります。日本語サポート付きで、出発前でも、現地到着後でも事前予約できますよ。
ナイトライフ
Lapa地区
カリオカ水道橋の西側に広がるバーやクラブのエリア、若者で賑わう地区。
Carioca de Gema
毎日入れ替わりで、腕利きのアーティストが演奏している。サンバやボサノバの本格的な生演奏が聞ける。本格的に音楽を楽しみたい人にすすめます。21時からのオープンですが、少し早めに到着すれば席を確保できる可能性が高い。
Carioca de Gemaへの行き方⇩
レブロン地区
Ginga Tropical
サンバの時期は2月末で年間4日程度、非常に混み合い個人でホテルの予約が取れず、治安も悪くなる。Ginga Tropicalでは年中サンバやカポエイラのショーを楽しむことができる。ツアー会社を通して、事前予約を入れておくのがベター。
Ginga Tropicalへの行き方⇩
リオディジャネイロのレストラン情報
別記事で紹介しています⇩
リオの絶景まとめサイト
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