サルバドールは、サンパウロ・ブラジリアに次ぐ、ブラジル第3の都市。人口約294万人、平均気温28度の常夏の街だ。リオディジャネイロについでブラジルの首都が所在したことで有名。
本記事では、ブラジルサルバドールの観光のポイントを紹介してきます。2018年12月に旅行した経験をベースにしています。
出展: http://www.keywordhouse.com/bGF2YWdlbSBkbyBib25maW0/
混血の人口が6割、黒人の人口が3割を占め、黒人のローマともよばれるほど、アフリカ系の文化が発展を遂げた場所だ。カーニバルもリオについで有名でブラジル全土から音楽好きが集まる都市としても知られている。
香辛料、ココナッツオイル、パームオイルを効かせたアフリカ由来の海鮮料理や、純白の衣装に身を包むバイーアファッションの女性たちの姿が異国情緒を醸し出している。
コロニアルな趣の残るカラフルな街と、何百キロも続くエメラルドグリーンの海は、ブラジル人にも大変人気があり国内有数の観光地だ。
名物料理のアカラジェ、ムケッカ、ボボなどアフリカの影響を受けたスパイスが効いた海産物もとても美味しく食を楽しむ旅行にもぴったり。
サルバドールの郷土料理のレストラン情報↓
サルバドールの基本情報
サルバドールの位置
出展:https://www.worldatlas.com/sa/br/ba/where-is-salvador.html
ブラジル中東部に位置しており、大西洋に面している。サンパウロ・リオデジャネイロから飛行機で約2時間。日本ではあまり聞かないが、ブラジルに旅行するなら訪れるべき都市の一つ。
バイーア州に位置しており、愛着をこめてサルバドール地域は、バイーアとも呼ばれる。バイーア州出身の人はBahaiana(バイアーナ)、Bahiano(バイアーノ)と呼ばれる。
サルバドール空港からの移動
市街へはタクシーで約40分、100BRL (3000円)、バスは空港のターミナルを出てすぐの場所にあり、朝6時からよるの21時までの間30分ごとに運行している。料金は4BRL (120円)。
私はUberで移動して70BRL (約2100円)でした。
サルバドールの治安
Business Insiderの世界危険都市ランキング(2018年)で29位、決して日本にいるように旅行できる場所ではないけれど、中南米旅行の基本原則を備えていればそれほど困らない。
観光地から離れない、深夜は行動しない、安全な交通手段を使う、大金は持ち歩かない、目立つ格好はしない、デモや政治不安がある時期を避ける、強盗に襲われても絶対に抵抗しないという点ですね。
サルバドール観光地
サルバドールを観光するには、旧市街を回る、ビーチ観光、Barra(バーハ要塞)付近のビーチ・ショッピングエリアでくつろぐ、カポエイラ・カンドンブレーを見に行くのが王道。
旧市街(セントロ)、ボンフィン協会、Barra (バーハ地区)、ビーチ街はすべて離れているので効率良く回るにはUberの利用が必須です。
サルバドールのビーチツアー紹介↓
ジェズース広場(Terreiro de Jesus) -旧市街-
まずはサルバドールについたら、旧市街(セントロ)に向かいましょう。コロニアルな町並みが広がっており、観光地が集中しています。写真はジェズース広場.
サンフランシスコ協会 (Igreja e Convento de Sao Francisco)
黄金の教会と呼ばれ、中は金で埋め尽くされている。ブラジルの18世紀の代表的なバロック建築だ。
ペロウリーニョ(Pelourinho)広場
観光ガイドブックにサルバドールの紹介で必ず取り上げられるカラフルな町並みの写真はここだ。広場の中心にレモネード屋さんがあり、いろんな国の言語で販促している。観光客にレモネード宣伝をさせ録音している。
出典:http://cebes.org.br/2015/09/tese-do-cebes-bahia-para-a-9a-conferencia-estadual-de-saude/
クリスマスを除いて、ペロウリーニョ広場は毎日バーでダンス、音楽が鳴り響き賑わっている。
ホザーリオ・ドス・プレートス教会 (黒人教会)
黒人教会と私は勝手に呼んでいるが正式名称は、Igreja de N.S. do Rosario dos Pretosだ。ペロウリーニョ広場から少し下ったところにある。ブラジル初の黒人のための教会と呼ばれている。
教会の奥には、さるぐつわを噛まされた女性(Anastacia)のお墓や人形が飾られている。たまたま行ったときにミサがありゴスペルを聞くことができた。
Lacerda Elevador (ラセルダエレベータ)
絶景の写真スポットの一つ、エレベータは一回0.15BRL (5円)程度。単なる古いエレベータで拍子抜けしたが、ここから眺める海や沈む夕日をみて心が洗われた。
エレベータを降りて道を渡るとMercado Modero (メルカドモデーロ)と呼ばれる市場がある。下の写真の黄色い建物だ。観光客価格だが雰囲気のあるレストランで食事ができる。またお土産屋さんも大量に入っている。中にATMも設置されている。
中で食べたパパイヤのデザートとアイスクリーム。甘い!でも美味しい。
Mercado Moderoへの行き方
Igreja de Bonfin (ボンフィン教会)
次はボンフィン教会へ。旧市街からは車で約20分と少し離れたところに位置している。大西洋の見渡せる丘に建つ教会は、奇跡の教会と呼ばれている。
かつて遭難したポルトガルの船の祈りが届きサルバドールに戻ることができたのを記念して作られたそうだ。
教会の周りで売っている『フィタ』というリボンを手首につけて祈る。自分で切ってはいけなくて自然に切れたときに願いが叶うそうです。昔はやったミサンガと同じ原理ですね。
教会の中には、『奇跡』のおかげで病気が治った人々の写真や、治った体の部分を模したマネキンが天井から大量にぶら下がっている。教会への感謝の気持ちから来ているそうです。
Barra (バーハ)地区
ビーチの周りにレストランやホテルが立ち並ぶ地区。ビーチは観光客で一杯だ。
広い人通りが多い安全な道が海岸沿いに続いており、バーハ要塞まで散歩するのをおすすめします。
バーハ要塞への行き方
おまけ -Sete Setembro (セッチセテンブロ) 通り
現地のブラジル人御用達のマーケット・ストリート、露天やアパレルショップ、現地の人が普段使いするレストランが所狭しと並んでいる。
アフリカ系ブラジル人が、せわしなく働いており街の熱気を感じることができる。
出典: http://g1.globo.com/bahia/videos/t/todos-os-videos/v/lojistas-da-avenida-sete-estendem-horario-de-funcionamento-para-as-compras-do-natal/6370462/
カーニバルの時期は、リオデジャネイロについて盛り上がると言われている。街は人熱気で埋め尽くされる。通りは人通りが多いので、気をぬかずスリや置き引きに注意しよう。また、訪れるのは昼間をすすめます。
サルバドールのナイトライフ
カポエイラ・カンドンブレーを見に行こう
アフリカのリズムと熱気を直に感じる。カポエイラを見ながらバイーア料理を満喫するディナーがおすすめだ。カポエイラのショーの中では、黒人密教と呼ばれるCandomble (カンドンブレー)と呼ばれる儀式が見られる。
【営業時間】月-土 (19:00~22:00) <カポエイラのショーのスケジュールは要確認>
【電話番号】+55-71-3321-5585
【Web】http://www.ocoliseu.com.br/
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